「変わる、売場づくり」最前線

若手座談会

若手が語る
近鉄百貨店

小原

小原2019年入社あべのハルカス近鉄本店
期間限定ショップ企画担当

「百貨店全体を盛り上げる」という使命のもと新設された部署で、イベントの企画・運営や新規取引先開拓を担う。お客様に“お買い回り”を楽しんでいただくためのイベントや、ジャンルにとらわれない売場づくりに挑戦中。

松原

松原2019年入社奈良店
ハンズ担当

奈良店のハンズでバラエティ・インテリアなど4つのカテゴリーを担当。最も注力しているバラエティでは、イベントの計画から売場展開まで携わり、リーダーシップを発揮している。

熊野

熊野2020年入社あべのハルカス近鉄本店
婦人靴担当

婦人靴売場で接客・販売を行なう一方、商品の発注・納品処理といった事務やお取引先様販売員の人員管理など、多岐にわたる業務をこなす。最近では期間限定イベントのプロジェクトにも参加。

赤井

赤井2020年入社法人外商
商品仕入れ担当

主な業務は、ホテル・レストラン向けの備品やアメニティグッズの仕入れと納品。外商員に同行してホテルのご担当者様と商談・交渉を行なったり、メーカーの展示会へ出向いて新規契約を交わしたりと、提案商品のさらなる拡大を目指す。

Question.01

みなさんの職場はどんな雰囲気?
また、入社して驚いたことは?

Question.01
松原松原
奈良店のハンズはとにかくお客様が多く、つねに繁忙期ですが、事務所内は和気藹々とした雰囲気です。いたずらグッズで盛り上がったり、冗談を言い合ったり。ひと言で言うと、全員おしゃべりですね(笑)。それくらい従業員同士のコミュニケーションが活発で、部署の垣根を越えたコミュニケーションもピカイチだと思います。
小原小原
私はジョブローテーションの中で今が3つめの部署なんですが、雰囲気や仕事の進め方に違いはあっても、「若手にどんどん仕事を任せる」という点ではどの職場も一貫していると感じます。最近も、「京都でこんなブランドを見つけたのでイベントがしたい」、と上司に相談すると翌日には一緒に商談を進めてくださって。背中を押してもらっているし、見守られているという実感があります。
熊野熊野
婦人靴売場でもトレンドに関して、若手のセンスを信頼してもらえているなと感じます。それから結構驚いたのが、配属してすぐに売場の重要な業務である決算棚卸の責任者になったことです。図面作りとか外部の業者との打ち合わせとか、まだ名刺もない状態だったので急いで手配してもらいました(笑)。
一同一同
すごい!(笑)
赤井赤井
私が一番驚いたのは、法人外商では価格を各自で決める、ことです。何%利益を乗せるのか、ぎりぎりで攻めるのか。競合他社の動向や納品先のお客様も含めて考えるのですが、自分で決めた価格が納品につながるとやりがいを感じますし、入社前にはわからなかったBtoB事業のおもしろさを味わっています。

Question.02

日々の仕事の中で、
近鉄百貨店らしさを感じるところは?

Question.02
熊野熊野
社員同士の繋がりが深い点だと思います!新入社員の時に研修先でお世話になった先輩方が今でも様子を見に来てくださるので、「今こんなことを頑張っています!」とたくさん報告したくなります。
小原小原
私は1年目の時に失敗ばかりしてどんどんやつれていったんですけど(笑)、退社後に上司が毎日話を聞いてくれて、一緒にお酒を飲みながら泣いたり笑ったり。異動後も何かと気にかけてくださっています。今では私にも後輩ができたので、できるだけ話しやすいオーラを出すように心がけています。
赤井赤井
私は入社前から優しい雰囲気の会社だなと思っていました。その印象は今も変わっていません。お取引先様の方々にもそんな社風が伝わっているようで、「大きな金額の商談はピリピリしがちですが、近鉄百貨店さんでは気さくに話ができるので、いい意味でつい、いろんなことを喋ってしまいます(笑)」と言ってくださいます。
小原小原
ちなみに「横のつながり」で言うと、2019年入社の同期は入社してすぐに毎日飲み会をするくらい本当に仲が良くて、今でもLINEでしょっちゅう…
松原松原
しょうもない雑談をしてます(笑)。以前はお泊まり会をして朝まで飲んだり。若かったな(笑)。
赤井赤井
私たち2020年入社組はコロナ禍だったので、内定式の時にみんなでごはんに行ったくらいですね。
熊野熊野
でも、研修がすべてWEBだった時期は、一日中画面上ではつながっていました。LINEでもつながっていたので、同期とずっと連絡を取っている状態になって、一気に仲良くなりました。

Question.03

近鉄百貨店で
活躍できるのはどんな人材?

松原松原
「若手に仕事をどんどん任せる」という話が出ていましたが、自分でこれをやりたい!と手をあげる人が活躍できる会社だと思います。私も配属して1年たたないうちに、イベントスペースの運営を任されました。話題になっているイベントに行って「うちでもやってくれませんか」と直談判するなど、自分で発信する力が年々増していると感じます。
小原小原
私も同じで、チャレンジ精神のある人に向いている会社だと思います。チャンスはいつどこに転がっているかわかりません。「前に提案していたあの企画をやってみて」と明日、言われるかもしれない。そんな会社ですし、上司や先輩がサポートしてくれる環境も整っています。
熊野熊野
売場目線で言うと、マネジメント能力のある人です。婦人靴売場にはメーカーの方が100人以上いらっしゃって、同じ目標に向かうためには「熊野さんが言うなら協力しよう」と思っていただかなければなりません。また、コロナ禍の中で、百貨店の従来の形にとらわれない新しいチャレンジができる人の必要性を、私もつくづく感じています。
赤井赤井
法人外商の仕事では提案力やコミュニケーション力が大事ですが、こうした能力は経験を通じて高めていけばよいと思います。今の部署に配属してすぐに、納品したい商品を探しに行っていいよ、出張も一人で行っていいよ、と言われて「私で大丈夫?!」とびっくりしましたが、周りの信頼にどんどん応えていく人が力を発揮できる職場だと思います。

Question.04

今後の目標や夢は?

Question.04
松原松原
全社的にフランチャイズは重要な事業になっていて、今後も新店舗が次々にオープンする予定なので、奈良店や新しい店舗の店長を目指したいです。地元の人ですら知らない商品がまだたくさんあるので、そうしたものをどんどん発信して、より地域に密着した店づくりをしたいですね。
小原小原
近鉄百貨店を、単に買い物をするだけではなく、思い出に残るような体験ができる特別な場所にしたいと考えています。そのためにも、お客様が驚くようなイベントを企画したり、「こんなの見たことない!」と、ときめいていただけるような商品を仕入れるなど、流行を創りだしたいと思います。
熊野熊野
直近の目標は、婦人靴売場のイベントで若い人に人気のあるブランドを取り入れて、若年層の集客を図ることです。少し先の目標としては、就職活動をしている時から百貨店の催事に興味があったので、あべのハルカスの大きい催事場のイベントに携わりたいですね。
赤井赤井
私は学生の頃から「将来は大きなお金を動かす仕事がしたい」と思っていました(笑)。コロナ禍が落ち着けば外国人観光客も以前のように来日されると思いますし、2025年には関西万博もあります。新しいホテルが次々と開業する中で、できるだけ多くの商品を納品することが今の目標です。歯ブラシなどのアメニティをはじめ、テレビ、冷蔵庫やマグカップなど、私が提案した商品によって作り上げられた空間がこれから何年も残っていくと思うと、とても楽しみです。
Question.05

Question.05

就職活動中の学生の皆さまへ

松原松原
ぼくは就活がすごく楽しくて。単位はいっぱい残ってたんですけど(笑)。最初は金融業界を目指していたんですが、いろんな会社の説明会やインターンシップに行って改めて自分は何が好きなのか、何になりたいのか、気づくことができました。未知の就活で不安に思っている方も多いと思いますが、目標を持って楽しむことが一番だと思います。
赤井赤井
私も就活、めちゃくちゃ楽しかったです!全く違う目標を持っている人など、それまで出会ったことのない同世代とたくさん友達になりました。また、幅広い視野を持つことで志望動機をより具体的に熱く伝えることができるので、最初は業界をあまり絞らないほうが良いと思います。
小原小原
就活って人それぞれに軸があると思うんですが、私の原点は、「自分の好きなこと・得意なこと」でした。それは、自分の魅力をいちばん伝えられる武器にもなります。「この仕事を好きになれるかな」と思いながら、ぜひ色々な会社を見てください。
熊野熊野
面接などで「審査される側」と感じると自信をなくしてしまいがちなので、「選ぶ側」と思うことが大切です。将来長く付き合える会社を自分が選ぶ、という意識で自信を持って楽しんでもらいたいと思います。

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