サステナビリティ サステナビリティの取り組み 地球環境への貢献

近鉄百貨店

未来に向けて、地球環境を守り、次世代へ持続可能な社会を実現していくことは、私たちの使命だと考えております。環境にやさしい設備の導入など店舗環境面での省資源・省エネへの取り組みに加え、お客さまとともにできる活動を通じてCO2の削減や循環型社会の実現に取り組み、地球環境の保全に貢献してまいります。

省エネルギーの取り組み

LED化の推進・省エネ型機器の導入

あべのハルカス近鉄本店は、全面的にLED照明を使用し、省エネを効果的に推進しています。また、あべのハルカス近鉄本店以外の各店でも順次照明のLED化を推進し、全店の照明器具全体の約98%がLED照明になっています。さらに、空調設備、昇降機等の更新時にも省エネ型の機器を導入するなどの環境対策も行っています。

あべのハルカス

当社が地下2階から14階まで、あべのハルカス近鉄本店として出店している超高層複合ビルあべのハルカスは、百貨店の冷房で発生した排熱エネルギーをホテルやオフィスの給湯、暖房に利用するなどビル全体として、省エネルギーの取り組みを行っています。

省資源・リサイクルなどの取り組み

衣料品回収プロジェクト「次へ活かす服」

不要になった衣料品の回収を行う衣料品回収プロジェクト「次へ活かす服」を2021年から各店で実施しています。株式会社shoichi が主催するボランティアプロジェクト「TASUKEAI 0 PROJECT(助け合いゼロプロジェクト)」の一環として、東南アジアの孤児院や養護学校などへの寄付を行います。衣料品回収プロジェクトを通じて、お客様とともに循環型社会の実現に向けての取り組みを実施しています。

「ぶつぶつ交換百貨店」 を開催

2024年11月、あべのハルカス近鉄本店では「ぶつぶつ交換百貨店」を開催しました。“ぶつぶつ交換”という懐かしくも新たな体験を通じて、参加するお客さまが『自分には必要なくなったけど、捨てるにはもったいない』と感じているものを会場に持ち寄り、ほかの参加者とコミュニケーションを取りながら物と物を交換し、自分にとって価値あるものとの出会いをお楽しみいただきました。


食品廃棄物のリサイクル(あべのハルカス近鉄本店)

あべのハルカス近鉄本店のレストラン街や地階の生鮮食品売場で発生する生ゴミは、分別のうえ、専用のディスポーザーに投入しています。ディスポーザーで粉砕された生ゴミは、あべのハルカスの地下に設置された「メタン発酵槽」に送り込まれ、バイオガスを発生させ、熱や電気をつくり、発電や給湯に利用されています。

廃棄ロス削減サイト「KIKI MARKET」

フードロスをはじめとする廃棄ロス削減のため、(株)クラダシと協業し、賞味期限が迫った商品などをネット上で販売する社会貢献型ショッピングサイト「KIKI MARKET(キキ マーケット)」を運営しています。サイトでは、食品を中心に、化粧品、日用品、雑貨などを取り扱っています。

もったいないを美味しく解決!

規格外いちごを使用した「はるかすまいる de Chocolat」
2025年1月、自社農場で育てた「はるかすまいる」の規格外品を使用したチョコ菓子を各店の「バレンタインショコラコレクション2025」会場をはじめ、近鉄グループ流通3社等で販売しました。

容器・包装資材削減への取り組み

レジ袋、紙製手提袋等の容器・包装資材の見直しを適宜実施し、環境に配慮した素材への変更を行っています。
また、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」に伴い、フォーク、スプーン、ストローなどのプラスチック使用製品の排出抑制について、お取引先さまへのご協力の呼びかけを行っています。

●特定プラスチック製品 使用量削減目標

2024年度使用量実績(※原単位) 対2022年度 削減目標
0.184 ▲31.1% 2030年までに
対2022年度▲25%

※単位設定:特定プラスチック製品使用量合計(kg)/ 対象売場の売上高(百万円)
特定プラスチックとは商品の販売またはサービスの提供に付随して無償で提供するプラスチック使用製品(容器包装を除く)