地域とともに成長・発展する地域共創型の百貨店として、地域の皆様との交流、地域産業の発展、活性化に寄与する取り組みを実施しています。今後も地域の持続的な発展を目指し、地域への社会貢献を推進してまいります。
地域との取り組み

全国のアンテナショップの展開
あべのハルカス近鉄本店・奈良店「北海道どさんこプラザ」など今後も常設・期間限定のアンテナショップを展開し、取り組み地域を全国へ拡大してまいります。お客様には旅行気分でリアルに各地域の産品を発見できる楽しみを、各地域の生産者・行政には販路の拡大につながるチャレンジの場を百貨店で提供いたします。


「はるかすまいる」販売開始
2023年12月、自社農場で栽培した近鉄いちご「はるかすまいる」をあべのハルカス近鉄本店で販売開始しました。また順次、近鉄百貨店各店での販売に取り組んでおります。このような生産活動の中で、沿線価値向上や地域活性化に取り組み、就農人口の減少や土地の再活用といった地域が抱える課題解決へ寄与してまいります。

大阪芸術大学×あべのハルカス近鉄本店
大阪芸術大学は産学連携プロジェクトの一環として、あべのハルカス近鉄本店で実施した「バレンタイン ショコラ コレクション2024」会場にて、デザイン学科の学生がフォトパネルを、音楽学科の学生が会場BGMを制作しました。学生にとっては貴重な経験を積める機会として、百貨店にとっても、ユニークなアイデアが楽しい売場演出となりました。

「縁活(エンカツ)」の取り組み

「縁活」は、あべのハルカス近鉄本店を舞台に市民活動団体と地域の皆様が様々なプログラムを展開するプロジェクトです。 390の市民活動団体、150名の個人ボランティアとの連携により、毎月約60の市民活動プログラムを実施しています。
(主な活動内容)

●あべのハルカス10周年「花咲くシードペーパー配布」
あべのハルカス近鉄本店では、3月7日(木)の開業10周年を記念して「花咲く誕生祭アニバーサリーフェア」を開催。お客様とともに10周年をお祝いするプロジェクトとして縁活では縁活活動団体、ボランティア、常盤幼稚園の皆様にご協力いただき、紙漉きの技法を使って様々な植物の種をすき込んだシードペーパーを作成。未来に向かって花咲くよう願いを込めてお客様へ配布しました。

●縁活×食育「ハルチカキッズマルシェ~はるかすまいる~」
近鉄沿線の高鮮度の野菜や加工品を取り揃える「ハルチカマルシェ」と、縁活がコラボした縁活×食育プログラム「ハルチカキッズマルシェ」を5月、6月に開催しました。近鉄百貨店の自社農場で栽培した近鉄いちご「はるかすまいる」を、子どもたちが収穫から袋詰め、お店づくり、店頭での販売までを体験。未来をつくる子どもたちが、楽しく食育を学ぶ場を今後も継続して創出いたします。

●ひまわり架け橋プロジェクト
ひまわり架け橋プロジェクトとは、「福島ひまわり里親プロジェクト」から取り寄せた種をハルカス屋上や地域で愛情いっぱいに育て、ひまわりの種を被災地に届け、元気の架け橋をつなぐ被災地応援プログラムです。NPO日本レスキュー協会や縁活CSRボランティアによって被災地へ届けられた種は、多くの方に元気を与えています。

●敬老の日お手紙プログラム
敬老の日に子どもたちが、おじいちゃん、おばあちゃんへ“ありがとう”と“大好き”を伝えるプログラムです。あべのハルカス近鉄本店内の街ステーションに設置したポストにお手紙を投函すると、おじいちゃん、おばあちゃんに子どもたちの想いを届けることができます。2015年にスタートしたプログラムは毎年参加する子どもたちも多く、あたたかな思いが広がるプログラムです。ご家族の楽しい大切な思い出がつながることを目指しています。

