大和路ショップの想い

ならをつむぐ

奈良生まれのものが
内に秘めているのは、ていねいなくらし。
そして連綿と続いてきた歳月に磨かれ、
受け継がれてきたからこその真価。
だからものの背景にあるストーリーまでも、
じっくりと味わえるような
仕かけづくりを試みました。
奈良でこれから生み出されるものも
大切に育んで、全国へ、
そして海外にも。

「ならくらし」。それは奈良の地でつむがれてきた、ていねいでうるおい豊かなくらしです。親子孫3代が手づくりごはんを楽しみに集い、歴史や歳時記を大切に過ごす、地に足をつけた毎日。そのなかで醸成され、受け継がれていくスピリット。「大和路ショップ」には、そんな奈良らしさを再発見できる仕かけがあります。

たとえば日本酒。お酒が好きな人にも意外と知られていませんが、奈良は清酒発祥の地です。背景にあるのは、正暦寺で培われた、生米を使う菩提酛の製造技術。驚くべきことに、それは現代にまで継承されています。菩提酛清酒の銘柄を試飲しつつ、そのストーリーを辿れるのは「大和路ショップ」ならでは。また、県内30酒蔵すべての味が一堂に会し、県内で収穫された酒米で仕込まれた限定酒などから、好みの味わいを見つけることもできます。

十分な吟味のうえで選ばれる、こうした「もの」から伝わってくるのは、誠実で、ていねいな手仕事です。前の世代が大切にしてきた伝統を、いつわりなく次世代につなぎたい…つくる人とじかに言葉を交わし、そんな思い入れを受けとめ、心が動く体験をしてみてください。

もっと再発見を。そして響きあう心地よさを。奈良の未来をつむぐのは、いま奈良に生きる私たちなのですから。