近鉄百貨店 ズ事業の
取り

百貨店事業本部
営業企画部 ゼネラルマネージャー

奥野 浩之Hiroyuki
Okuno

1991年入社

近鉄百貨店
フランチャイズ事業の取り組み
百貨店として
さらなる成長を見据え、
いち早くFC(フランチャイズ事業に着手。
その立ち上げから
現在、未来について
お聞きしました。

Question 1 近鉄百貨店のFC(フランチャイズ)事業立ち上げの経緯と
現状を教えてください。

当社は新中期経営計画の基本方針として、百貨店中心の利益構造を変革するため、新たな事業モデルを創出し、収益化にチャレンジする事により「将来の発展に向けた新たな事業モデルの構築」を掲げています。私たちのFC(フランチャイズ)事業部門は、その具現化のための事業モデルの大きな柱としてのFC(フランチャイズ)事業の展開を加速させるとともに、当社店舗外への出店による事業領域の拡大に取組んでいます。現状の事業展開としては、高級スーパー「成城石井」6店舗、ベーカリー「ブロッドン」3店舗、「ファミリーマート」8店舗、眼鏡「オンデーズ」4店舗、「東急ハンズ」2店舗、「タリーズコーヒー」2店舗、以上の物販・飲食事業に加えて、コトサービス型フランチャイズ事業として、「ABCクッキングスタジオ」2店舗、レンタルオフィス「シンス」1店舗、女性専用フィットネススタジオ「ボディーズ」1店舗を展開しており、来年度も複数のフランチャイズ店舗の出店を計画しています。

Question 2 FC(フランチャイズ)事業への進出は業界のトレンドなのでしょうか?

いいえ、そうではありません。これは近鉄百貨店独自の戦略で、同業他社に先駆けた展開です。百貨店というマーケットの今後を考えた時、さらなる成長を見据えて選択したのがFC事業への進出です。この取り組みはまだ事例が少なく、業界トップクラスの規模・売上を誇る百貨店からも当社のビジネスモデルを学びたいというオファーが寄せられています。

Question 3 近鉄百貨店のFC(フランチャイズ)部門での仕事内容を教えてください。

管理部門である営業企画部ではフランチャイズ本部機能を担い、出店計画の策定と収支管理ならびにスーパーバイザーによる店舗運営指導を行っています。各事業の店舗においては、当社の社員を中心に店舗を運営しており、例えばベーカリー事業ではパンの成型・焼成から販売にいたる一連の店舗運営業務と収支管理を主要業務として取組んでいます。

Question 4 FC(フランチャイズ)事業を推進するメリットとは何でしょうか?

「百貨店事業に次ぐ第二の収入軸の確立」を目的としてFC事業を拡大することで、当社の強みである人材の活用と育成により、店舗運営ノウハウの習得とスキルの向上を図ることができると考えます。また、FC(フランチャイズ)事業の成果が上がれば当社の収支向上に大きく貢献することも期待できます。現時点では目標数字90%達成に止まっていますが、1日も早くこれを100%にしたいですね。

Question 5 FC(フランチャイズ)事業を推進するなかで苦労はありますか?

百貨店事業では、大きく分けて自主編集型売場・管理型売場といった運営タイプがありますが、FC(フランチャイズ)事業はそのどちらでもありません。FC(フランチャイズ)事業について、社内での理解を得ることに導入当初は苦労しました。具体的には、各FC(フランチャイズ)事業のフランチャイザー毎に異なるシステムをもち、そのシステムを当社の仕組みに対応させていくこと、そして、当社の社員自体が運営主体として実務をこなし、運営精度を上げいくことに苦労していますが、一方で、これまでの百貨店の既存売場とは違った大きなやりがいも感じています。

Question 6 FC(フランチャイズ)事業を推進の今後の可能性について教えてください。

「百貨店事業に次ぐ第二の収益の柱確立」を目的としてFC事業を拡大することで、当社の強みである人材の活用と育成により、店舗運営ノウハウの習得とスキルの向上を図ることが可能となり、その結果として当社の収支向上に大きく貢献することができます。今後も引続き店舗数を拡大していくとともに、地域商社事業や新たな郊外型MDを絡めたフランチャイズ業態の展開も進めています。

当社のFC(フランチャイズ)事業展開

当社は百貨店業中心の利益構造を変革するため新たな事業モデルの創出・収益化にチャレンジする一環として、FC(フランチャイズ)事業の拡大を目指すとともに、当社の社員が商品管理、収支管理等、事業経営のノウハウ・技術を体験習得する機会を得ることで、人材の育成につながると考えております。
今後は、「モノ」の販売だけでなく「コトサービス」型FCにも進出してまいります。

ファミリーマート事業

百貨店業中心の収益構造からの脱却と新たな収益の拡大、第1弾としてファミリーマート事業を展開。

  • 8店舗

東急ハンズ事業

フランチャイズ事業第2弾。草津店は東急ハンズと地域共創の取組みを進める近鉄百貨店のコラボレーションによるプラグスマーケット1号店。

  • 奈良店 2016年 4月26日開業
  • 草津店 2020年 2月21日開業

ブロッドン事業(ベーカリー)

百貨店らしい上質感を打出しながら「パンと人の温かさが感じられる石窯ホームベーカリー」をストアコンセプトに石窯パンを通じて食のライフスタイルを提案する。

  • 四日市店 2016年 6月29日開業
  • 奈良店  2017年 4月26日開業
  • 生駒店  2017年 8月09日開業

成城石井事業

“世界の食品を世界の街角の価格で”をモットーとする高品質スーパーマーケットで、国内のみならず、世界の食品・食材を取り揃え、またオリジナル商品の開発も行っている。

  • 四日市店 2016年 9月01日開業
  • 生駒店 2017年 6月22日開業
  • 奈良店 2018年 3月14日開業
  • 草津店 2018年 4月18日開業
  • 橿原店 2019年 4月17日開業
  • and店 2019年 7月19日開業

オンデーズ事業(めがね)

メガネ事業に取り組むことで、ファッションアイテムとして需要が拡大するカジュアルメガネマーケットに対応し、ヤング層・ファミリー層の来店を促進する。

  • 本店   2016年 11月25日開業
  • 四日市店 2017年 03月29日開業
  • 上本町店 2019年 03月13日開業
  • 草津店  2020年 02月21日開業

タリーズコーヒー事業

カフェ事業に取り組むことで、店内の滞在時間の伸長による店内の回遊性向上と、タリーズコーヒーの主要顧客である20代~40代の来店を促進する。

  • 四日市店 2018年 3月07日開業
  • 奈良店  2019年 3月15日開業

ABCクッキングスタジオ事業

モノを売るだけではなく「楽しい体験」「記憶に残るサービス」の提供が求められる中、料理教室事業に取り組むことで、コトサービスに対するお客のニーズに応える。

  • 四日市店    2018年 06月15日開業
  • あべのアンド店 2018年 11月16日開業

シンス事業(レンタルオフィス)

近鉄四日市駅に直結する立地の良さを生かして県北中部のオフィス需要を取り込み、新たな収益源につなげる。

  • 四日市店 2018年 11月20日開業

ボディーズ事業(フィットネス)

美と健康の空間を提供するとともに、ボディーズの提唱する「運動」「栄養」「休養」の観点から、女性のキレイを応援し、運動を通じてその大切さと楽しさを知る“きっかけ作り”を提供する。

  • 草津店 2019年 11月1日開業
  • 上本町 2020年 04月開業