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トップメッセージ

百貨店から百価店へ 代表取締役社長執行役 秋田 拓士

お客様のくらしの変化に寄り添い、新たな価値を創造、提供する事業者へ。

新型コロナウイルスの世界的な流行により、当社を取り巻く経営環境も、消費行動・生活様式の変容、デジタル化の進行など、想定以上のスピードで変化しています。人々のくらし方が大きく変わっていく中で、私たちは、その変化に寄り添い、新たな価値を創造し提供する事業者にならなくてはなりません。
そのような事業者に生まれ変わるために、長期的な視点で2030年に当社が目指すべき姿を設定し、2024年度までの中期的に行うべき構造改革を策定しました。

まず当社では、2030年に目指す姿である「くらしを豊かにするプラットフォーマー」を長期ビジョンとして掲げ、沿線で生活されるお客様の“くらしのプラットフォーム”を構築し、地域生活にまつわるサービスを総合的に提供することで、「豊かなくらしと価値ある生活文化」の創造と、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。

2024年度を最終年度とする「中期経営計画」では、お客様のくらしの変化に寄り添い、新たな価値を創造し提供する事業者への変革に向け、これまでおこなってきた構造改革をさらに推し進め、「新たなビジネスモデル」の創造に取り組んでまいります。

旗艦店であるハルカス本店については、強みである食品売場の強化や特選売場での品揃えのさらなる充実、食や雑貨をスクランブルした新しいフロアの構築を目指すとともに、あべの・天王寺エリア「ハルカスタウン」のブランディングを強化しエリアの魅力最大化を強力に推し進めてまいります。

地域中核店・郊外店では、生活機能・商業機能・コミュニティを融合した複合商業サービス施設への転換を目指す「タウンセンター化」により、地域の暮らしに寄り添いシンボルとなる施設として、事業者、生産者、団体、行政などの皆様と共に、地域共創活動に取り組み、地域の活性化にも貢献してまいります。これらに加えて、フランチャイズ事業や国内外のEC事業などを収益事業化するとともに、新たな事業創造にも取り組み、事業ポートフォリオの変革を進めます。

これらの様々な取り組みにより、お客様の満足度を生涯にわたって高めるとともに、新たな価値を創造し提供し続けてまいります。

今後も、より一層のご支援・ご愛顧のほど、よろしくお願い申しあげます。

2021年 4月