実用の講座
室礼(しつらい)とは行事や季節に合わせた床(とこ)や部屋の荘(かざ)り方を言います。この講座では毎月、皆さんで道具を出し、床荘(とこかざ)りをして、室礼の式を学んでいただきます。鎌倉時代の始め、仁和寺(にんなじ)の法親王(ほっしんのう)様が、月毎(つきごと)の花鳥の組み合わせを御定めになられ、藤原定家 卿(ふじわらのていか きょう)が24首の和歌を詠(よ)みました。これを月次花鳥(つきなみかちょう)といい、江戸時代の末まで皇室公家社会で重んじられてきました。月次花鳥にはいくつもの不思議な秘密があり、熟考すれば、お正月に柳を活けること、日本の国花『桜』、国鳥『雉』の意味や、日本の美意識の謎が解読できます。狩野探幽(かのうたんゆう)をはじめ、多くの画家がこれを描いただけでなく、尾形乾山(おがたけんざん)は優れた焼き物を残し、茶人でもあった幕末の井伊(いい)大老が八代宗哲(そうてつ)に作らせた12の棗(なつめ)は、茶道具の名品とされ現存しています。今期は月次花鳥(つきなみかちょう)を主題とします。
※見学不可
鳥休庵主
西際 好譽
第1(日)
13:00〜15:00
月1回 6ヵ月 24,420円
※水屋料込み
■体験レッスン 受講料=4,180円
体験レッスンは、お一人さま一回限りとさせていただきます。
ご受講希望日時をご予約のうえ、5日前までに、ご入金の手続きをお済ませください。
※ご希望の方にはコンビニ振込用紙を送らせていただきます(振込手数料別途)。
なし
筆記用具
白いソックス
扇子
懐紙
菓子切り
可能
※振替不可
2022年|4/3(日) | 卯花(ウノハナ)と時鳥(ホトトギス) |
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2022年|5/29(日) | 橘(タチバナ)と水鶏(クイナ) |
2022年|6/5(日) | 撫子(ナデシコ)と鵜(ウ) |
2022年|7/3(日) | 女朗花(オミナエシ)と鵲(カササギ) |
2022年|8/7(日) | 萩(ハギ)と雁(カリ) |
2022年|9/4(日) | 薄(ススキ)と鶉(ウズラ) |
※カリキュラムは変更する場合がございます。
※写真はすべてイメージです。
※各講座とも満員になり次第締め切らせていただきます。ただし、一定の人数に満たない場合は、講座を中止させていただくこともございます。
※価格は、消費税、設備費を含んだ金額を表示しています。