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近鉄百貨店 インバウンドの取り組み 注目される百貨店のインバウンドへの取り組みについてインタビューしました。

本店 販売推進部 販売推進課長

百貨店のインバウンドへの取り組みに注力されている背景について
あべのハルカス近鉄本店は2014年のリニューアルオープンをきっかけに海外からの注目度も高まり、多くの海外からのお客さまにご来店いただいております。同年10月に改正された外国人旅行者向けの消費税免税制度で、免税対象がこれまで除外されていた化粧品や食品などの消耗品を含め、全品目に拡大しました。それに伴いインバウンド対策を強化しています。外国人旅行者は、為替の変動や税制改革にとても敏感に反応するので、スピード感を持って柔軟に対応していきます。
では、この取り組みにおける近鉄百貨店の方向性は?
百貨店は、常に小売業界のリーダー的役割を担ってきました。特にアジア圏では現在でもお買い物=百貨店という構図が根強く残っています。特に富裕層のお客さまは、百貨店で安心してお買い物をされ、リピーターとなり、その後周辺商業施設を開拓されるパターンが見受けられます。近鉄グループでは、「近畿日本鉄道」「KNT−CTホールディングス」「近鉄ホテルシステムズ」と当社が中心となり、外国人観光客の誘致に向けて連携を強化。グループの力を最大限に活用し、他社にはない魅力を海外に向けて発信していきます。
あべのハルカス近鉄本店での具体的な取り組みは?
2015年4月、ウイング館3.5階にリニューアルオープンした免税カウンター「フォーリンカスタマーズサロン」は、外国人観光客のお客さまに、より良いサービスを提供できるよう準備を進めてきた結果、同12月に「JNTO外国人観光案内所(カテゴリー3)」の認定を受けました。また、2016年の春節前となる2月1日には、増加する中国本土からのお客様に対応すべくスマートフォンを使用した電子マネーによる決済サービス「支付宝(Alipayアリペイ)」を導入しました。
同年12月には様々な施策を実施。まず、電子マネーによる決済サービス「微信支付(Wechatpayウィチャットペイ)」を導入。アリペイと同じくユーザー数が多い決済サービスなので、お客様の決済方法の選択肢を増やすことで、お客様の利便性をさらに向上させました。次に、中国の最大手の旅行会社と提携をし、弊社への来店を促進しました。さらに、お買いあげ額が既定の金額に達した外国人の優良顧客には、非常に有益な特典がついたVIP MEMBER'S CARD会員に入会していただき、優良顧客の囲い込みをすることでインバウンドの底上げを図りました。
中国本土、台湾、香港、韓国の四大市場からタイ、インドネシア、マレーシアといった東南アジア諸国に対してもグループ力を活用したPRを行ってまいります。
単独ではなく、近鉄グループ及び阿倍野・天王寺エリア全体で、PRを推進されるんですね
東南アジア諸国のビザ要件の緩和や、LCC就航拡大などにより、安定して外国人旅行者が日本に来るなかでいかにあべの・天王寺エリアに、そして本店にご来店いただくか。例えば、ターゲット国を絞り込んだ上での海外アプローチを進めています。2014年「台北国際旅行博」へ足を運び、現地の旅行会社へ商談に行ってきました。以降、毎年新たなインバウンド強化のため、中国を中心に商談に飛び回っていますが、その分やりがいは大きいです。初めて来日されるお客さまが、シンボルタワー「あべのハルカス」とあべの・天王寺エリアにお立ち寄りいただけるような仕掛け作りと、エリア全体でPRすることを今後も目指します。外国人観光客の皆さまの購買意欲を促すことで売上の底上げを狙うことが前提ですが、同時に国際的な近鉄百貨店のブランドイメージを確立したいと考えています。
台湾最大の旅行見本市「台北国際旅行博」を視察 など